昨年度、縁あってお隣の土地を購入した。地続きであったのと、どうしてもとお願いされたのもあって、さほど必要としていないのに購入したため、ただの空き地として一年間おいてあった。
それでも、せっかくだからそこに何かたてようということになり、少しお金をたててものを作ることにした。
今回小屋を作るにあたって、最初に考えたのは、妻がやっている習字教室の学習場所にしようということであった。現在週に2日間、座敷に机を置いて行っているが、さすがに墨で汚れてしまうし、父親の居場所がなくなってしまうこともあり、これを解決し、座敷の畳を全部新しくしようというのがスタートだった。
それでもいろいろ考えているうちに、欲が出てきてしまって、現在のところ考えている「持たせたい機能」は以下の通り。(未整理ですが)
- 習字教室ができるように机を入れる。(4人掛けの机を4セットで16人分)
- 半分は土間にして、ガレージにする。自転車やバイクの整備ができる。
- 木工機械を入れて、工房の機能を持たせる。
- 防音の機能も持たせ、娘がトロンボーンを練習できるようにする。
- スクリーンを入れて、コンピュータ画面やビデオ画面を投影することができ、PC工房や自宅映画館の機能を持たせる。
- 水回りも筆が洗えるように、流しを入れる。
- トイレはあった方がいいが、進めながら考える。
- 自分の退職後、地域の子どもやお年寄りなんかが過ごせる場所にならないかな。コンピュータを持ち込んで、修理したり、パソコン講座したり。木工教室やったり。
- 薪ストーブあったらいいだろうなぁ。
などと、夢はふくらんできている。そして、もう一つの大きな挑戦は、
「せっかくなら、自分で作ってみよう」ということ。
それほど暇ではないという毎日の中で、どうなるかわからないが、技術・家庭科教師として、ある意味究極の「生活に生かす技術」でもあるので、ちょうど良いともいえる。それに、元県家庭科、技術・家庭科教育研究会の会長さんが会誌に寄稿してくださった原稿のタイトルは「本立てを作る技術で家ができるかで、退職後実際に自分の工房を建てられたという話がよみがえってきていた。
早速資料を探して本を購入。
一番左は、さまざまな自作の家を紹介した本。とてもこんなのは作れないけれど、インスパイアを受けるために購入。
左から二番目は、マニュアル本、いわゆる在来工法である「木造軸組工法」での作り方。これはやっぱり今やるには無理があると思った。
そして、右から2番目、欧米から輸入された「枠組壁工法」、いわゆる2×4工法でのマニュアル本。これはなかなかジャストミートだった。
ちなみに、一番右はブックオフで105円の本。まあ、いろいろと浸るために購入。
そして、それらを読み進めるうちに必要だということがわかって購入したのが仕様書。
さて、いよいよスタートとなるでしょうか。