給食室排水溝カバーの製作

給食室から排水口・排水溝に関わって依頼を受けたので3Dプリンタで製作。 1つは以前使っていた排水口が開いたままなので、蓋を製作。パイプの内径に合わせれば後はざっくりなので、簡単に製作。1つ4時間ほどで出力。 もう一つは排水溝の排出部分がパイプで口が開いているのでカバーしたいとのこと。 ゴミが流れるわけではなく、洗浄後の排水が流れるだけなのだけれど ナメクジなどが入ってくるのではないかということで、全体を覆う物にしたかった。 こちらもパイプに差し込んで端面に網が付いたようなデザインにしてみたが、角度とかが複雑で、網も壊れやすいので設計方針を変更する。 底と壁に沿うような斜めの網を作ることにして、木枠で型を作ってテスト後に設計した。 一度途中までで止めて入れて見ると、底自体も凹凸があるのでべったりの底を上げた。 サポート材を入れてスライスするとサポート材の方が多いんじゃないかというような結果で、製作予想も61時間になった。サポート材がなくてもできるように工夫する。 底がほとんど枠だけだったので、できあがりは反ってしまった。出力には24時間かかった。柱は一本折れた。 それでも、溝の幅にはぴったり。一応端まで入り込んで斜めの網がカバーするようになった。 最終的な使用状態。取り出せるように先端にビニールひもを結んで外に出しておいた。