iPadケースの足修理

本校では一人一台のiPadが用意されている。ケースもついているのだけれど、使っている中で壊れてしまうことはある。 以前にもう一世代古いiPadのケースの足を作ってみている これが本来の状態。前回も、赤矢印先のように足自体が壊れたのではなく、足を保持する本体の受け側が割れていたものがほとんどだったが、お手上げ状態だったものを今回着手した。 今回、裏側の割れていない部分までヒンジの軸を延長して、上からずれないように押さえ込むという方策をとってみた。 足のパーツが2つと、裏側の押さえパーツが1つ、全部で3点を3Dプリントする。 足自体は壊れていなくても、ヒンジの軸を延長することができないので新しいものにしてはめ込む。 これが完成した状態。特に不具合なく機能するが、割れた部分が見苦しいのは我慢してもらう。 最終的な裏側の様子。本校では58台中6台を修理することになった。1割程度が壊れていたことになる。子どもにとってはずっと我慢が続いていたので、ずいぶん感謝された。他校でもおそらく修理を望む声は上がっているかと思うので、必要に応じて対応しようと思う。