iPadによる顕微鏡撮影アダプタ

一人一台端末の利用が日常的になり、子どもたちは写真やビデオでの記録を当然のように行っている。 理科の顕微鏡で観察した結果をiPadで撮影するには、固定や位置決めがなかなか難しく、時間がかかってしまう。 そこで、顕微鏡用のアダプタを3Dプリンタで製作した。 最終的な形状はこんな感じ、接眼レンズから15mmほど離れたところにカメラレンズが位置する形が一番良かった。 かなりの試行錯誤で光軸をあわせることになった。最終的に造形時のサポート材もいらない形に落ち着いた。 理科の先生曰く、今までは撮影に15分くらいかかったのに、これなら一発でよいとのこと。 角を押し当てることで、位置はずれずに決まる。さらにピンチアウトすると四角い画面いっぱいにすることもできる。 似たような製品があるようだけれど、これでずいぶん節約でき子どもたちも楽に喜んで使ってくれると思う。