フィンランドの思想を活かしたメモスタンドの製作

今年度、学校のある市の視察でフィンランドへ一週間ほど行くことができた。 フィンランドは生涯を森の中で暮らす国で、木を用いた建築等が特徴的。 さらに節や割れ等、日本では使わないところも捨てずに使っている。その姿勢を取り入れてメモスタンドを作った。 節などの部分だけを逆に切り出して素材にする。(節のないところは他の材料にする) メモスタンドにするために、3Dプリンタで足と、メモを保持する部分を作成する。 4mmのベアリングボールを仕込んで、紙を差し込むと噛み込んで留めるようにした。 総合教育センター在籍時に作った物を3Dプリンタとボールで簡略化した形。 木工ボンドをつけてはめ込むだけなので、そこそこ簡単に作ることができる。 フィンランドのおみやげ(思想のおみやげ)として、校長会・教頭会・教務主任会等で配付したので夏休みを利用して70個ほど製作。 郡内の職員研修と、自校の職員研修でレーザー加工機による加工の講座を請け負っていたのでそこでも利用した。 全て違う個性的なデザインは、自分でも受け取って頂いた人にでも良いものとして伝わった。