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第11回長野県中学生ロボットコンテスト閉会式挨拶2012.11.19

 みなさんこんにちは、<・・・所属と名前の紹介・・・・>
 ご招待いただきました来賓を代表しましてご挨拶させていただきます。
 今日は、体育館の外では冬に向かって冷たい雨の降る飯山の地でありながら、中では大変熱い戦いを繰り広げていただいた一日でありました。
 技術的なことについて、先ほど○○先生からポイントを押さえたお話をいただきました。様々な要素を組み合わせながら、自分のアイディアを形にしロボットと人が協力しあってすばらしい大会になったと思います。
 さて、今年の四月から中学校での学習内容や学習の仕方を定める新しい指導要領といわれるものが改訂されて、各中学校ではそれにそって授業が展開されています。ここにいるみなさんは新しい日本の教育方法のもとで学習しているのです。今回のロボコン県大会は11回目になります。指導要領が変更されたのは10年前でしたので、今回の変更にはこのロボコンでの実績が盛り込まれているのは想像に難くありません。
 今回の改訂では、思考力・判断力・表現力などの考える力が大切にされています。私たちが関わる技術・家庭科について、楽しくものを作っているけれど、考える力がついていないのではないかなどと言われたこともありました。みなさんはどう思いますか?
 今回のロボコンにあたっても、丸い缶と四角い床材を両方運ぶためにどんな形状にしようとか、まっすぐにおかないと倒れてしまうけれど、どうやって位置決めしようかとかいろんなことを考えて工夫したと思います。また、今日一日だけでも、ほかの中学校のロボットや操作の良さに触発されたり、認め合ったりしていろんなことを考えたと思います。ロボットを扱うことは、あるいは技術・家庭科で学ぶことは、いわゆる5教科に負けないくらい、君たちに考える力を付けると思います。
 どうか、君たちの先輩から受け継がれているアイディア1stの精神を大事にしながら、これからもクラブで、そして技術・家庭科の授業でも君たちがリードしてもり立てていってください。これからの日本をよろしくお願いします。
 終わりになりましたが、みなさんのロボコンを支えるために、多くの友達、先生方、保護者や家庭のみなさんの支えがあったことに思いをはせて、感謝の気持ちを忘れずにいてほしいと思います。支えてくださった皆さん、ありがとうございました。
 今日はお疲れさまでした。