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太陽電池を使ってコンデンサに充電


秋月電子で購入した太陽電池パネルを久々に取り出してきた。1枚600円で2Vの表示がある。コンデンサに充電するために2つ直列にして解放状態での電圧を測ってみた。まだまだ日差しはやわらかい3月の午前中。テスターの針は5Vを指している。



コンデンサにつなぐと一気に電圧が落ちた。さいしょはほとんどふれない状態。このコンデンサは「電気二重層コンデンサ」といわれる物、なんと10F。普通の電解コンデンサの1000倍以上の容量となっている。充放電回数も10万回以上、有機溶媒と活性炭を材料にしているので地球にも優しいが、絶対的な容量では二次電池には遠く及ばない。タイマーやプログラムのバックアップ電池や太陽電池時計などの蓄電源、電池交換時の補助電源に利用されているらしい。これ1個400円。
2時間程度ほっておいたら、4V以上になっていたので充電完了と判断した。

これで発光ダイオードにつなげば十分光ります。ここで使っているのはごく普通のLEDなので1.6V暗いあれば光るのだが、(それでも乾電池1個では光らない。)本当は超高輝度のLEDを光らせるつもり、こっちは2Vでも光らないので、今回の太陽電池では2つ直列で充電しないと電圧が足りなくなってくる。教材にするのにはコストがかかりすぎるかな。手前側の物も同じく電気二重層コンデンサ。こちらは1Fのもので200円だった。

実は、秋月電子のNE555を使って発振させて昇圧して乾電池1つで超高輝度LEDを光らせるキットも作ってあるので、今度はそっちを使って試してみよう。




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