無音の目覚まし時計作り(失敗編) |
友だちがこのページを見て、無音の目覚まし時計があればほしいとのメールをくれた。お母ちゃんなんだけど、子どもを寝かしつけると自分も寝てしまうから、自分だけ起きるために無音の目覚まし時計がほしいとのこと。これは、早急に開発しなければなるまい。
100円ショップで見つけたストップウオッチ兼アラーム付き時計。毎度のことながら、よく100円だなぁ。以前、学年費で各班の分購入した物と回路自体は同じようだが、ボタンの設計が見直されているらしく、これなら長持ちしそうだ。前の物はバネがダメになって、ボタンが戻らなくなってしまった。
分解してみると、このような感じ。ブザーに延びている線をはずしてモーターにつなげればいいやと考えてやってみたが、全く動かず。全然ダメじゃん。駆動電圧が足りないのかなと思ってアナログテスターをつないでみると、全く針が振れない。「あれ、壊れちゃったのかな」と思い、ブザーをつなげるとちゃんとなる。そこで、デジタルテスターをつなげると、表示が0.7V・0.1V・0.9Vとふらふらする。そこでやっと気がついた。「あー、アラームの音の通りパルスの信号しか出てないんじゃん。」そりゃそうだ、モーターが動きっこないし、アナログテスターの針も動かないんだな。ダメだこりゃ。もう一度元の状態に戻して普通に使うことにする。
この時計のままで新たに回路を組み込んでモーターを駆動させるのは大変なので、時計を変えるしかないな。失敗の記録になってしまった。