ACアダプターの修理その2 |
このように、AC100V側のコネクタ取り付け部がはずれていた。さすがに強電側なので、スパークが何度も飛び散った後がある。
表側と裏側から。導線でバイパス補強しながら、半田付けをしたら、きちんと動作した。
今回驚いたのは、ケースの設計。前回修理したACアダプターも同じ会社の製品だったが、ふたはネジ止めされていた。しかし、今回のアダプターは周囲に6カ所ある爪ではめ殺しになっていた。これは、組み立て時の労力と部品代でのコストダウンではあるが、要はこのアダプター自体が修理の対象ではないということだろうか。もちろん、壊してあけた後、新しいフタに取り替えてしまえばきれいに直るが、修理代は大幅に高くなることであろう。前回のアダプターから製造年月で3年以上の開きがあると考えられるが、設計思想自体がかわっていることを発見して、ちょっと面白いなと感じた次第。