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携帯用のテーブルタップ作成

 今時のノートパソコンは,パワーもあるのに長時間駆動できるようなものが増えているが,自分の使っているノートは数年前の製品(MMXpentium266MHz)なので,本気で使うようなときには電源の心配をしなければならない。
 しかし,少しでも軽く,小さくというのは誰もが考えること。今回は,ノートパソコンの電源確保専用と言うことでテーブルタップを作成した。
 県技術・家庭科県大会の帰り道,塩尻のプラスワンという業務用資材がたくさん売っているようなホームセンターで材料を買ってきた。テーブルタップ自体はごくふつうのもの(199円),差し込みプラグも先端部が回転するがよくあるもの(150円),今回考えたのは電源ケーブルで,最大で3Aまでしか流すことができ
ない細身のものにしてみた(1m38円を3m)。ということで,全部で500円以内では仕上がったが,昨今の100円ショップでの製品を考えると,大きくうなずくことはできない値段である。


 ケーブルをむいて,接続した様子。中学の技術・家庭科でも昔生徒に作らせたことがある。(今年もやらせることになるかと思う。)こういうものをあつかった人には当然すぎるくらい当然だが,今時の子ども達ではさせてあげなければならない原体験の一つでもある。
 とーても老婆心とはなるが,コードを止めるねじの傘の下に心線がすべてはいるように,またねじを締める方向の右巻きに心線を巻き付けることなどは基本中の基本。
 ケーブルが細いので,ふたを閉めたときに首の部分がしっかりコードを噛み付けるか心配だったが,一応大丈夫らしい。
 ちなみにケーブルの長さは,ACアダプタとセットにして折りたたんだときにうまく長さがそろうように切った。約2.7m位の延長ができるものとなった。

通常はこのセットで持ち歩く。ACアダプタは秋月電子で購入した12V2Aのもの。1200円くらいだったかな。私のノートはこういう汎用品が使える設計なのがありがたい。
 100ボルトだと300wまでしか使えないのに,3つも差すところがあるテーブルタップは危険かもしれないが,ノート用のアダプタだけなら1つでも50wはないから余裕で大丈夫。間違えて,ヘヤードライヤーとかプロジェクターなどをつながないようにしなくてはいけない点では,使う人を選ぶテーブルタップとなってしまった。人には貸せないかな。
 テーブルタップの部分はもう少し小さいものがあるといいんだけど。






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