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ダイスの修復

 3年生の金属加工で、ねじ切りをさせている。真鍮に6mmのダイスで雄ねじを切るのだが、ダイスがねじの頭に密着しているのもかまわずにさらに切り込むものだから、首の部分からもげてしまう場合がある。(指導不足と言われるとぐうの音も出ないけれど)
 そうなってしまうと、困るのは工具の方で、噛み込んだ真鍮の材料が抜けなくて困る。何人かやってしまうと道具の数が足りなくなって順番待ちが並んでしまう。
 今までもげたところへセンターポンチを打って、ドリルで穴を開けてから、細工用のヤスリで切っていたが下手をすると30分くらい時間がかかる。そこで、穴を開けた後糸鋸で切断する方法をとったら簡単にはずすことができた。何となく金属を木工用の刃で切るのは気が引けるが、ゆっくりやれば充分切れる。金属用の糸鋸刃を買えばいいのだけれど、刃自体は安いものなので手間を考えるとこれで十分かと思われる。
 さて、専門家にしてみれば許せないことかしら・・・・





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