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のこぎり整理箱の製作

 今まで、両刃のこぎりはいけないなぁと思いながらも箱の中に放り込んである状態だった。管理主事が来るのを機会に刃が触れあわないような整理箱を製作した。夕方6時過ぎから始めて2時間半ほどかかった製作の記録です。

一つ作るだけなので、現物あわせで設計もその場で考えながら作っていった。

まずは、のこぎりを前と後ろで保持する部分の製作。のこぎりの柄が2cmの太さだったので、5mmの余裕をみて5cmに2本という間隔で溝を引く。前と後ろの木材を2本あわせておいて横切り盤で溝を付けた。


後ろの保持部はV字型に切り込んで、柄がはまるように加工。


もともとのこぎりを入れていた箱の前と後ろに保持部を固定した。とりあえずこれで、14本が並ぶように整理できた。

 これだけでは数が足りないし上下方向には隙間が空いているので、2階建てになるように考えてみた。上の部分は枠として作り、重なりの部分は元々の箱の中へ入り込んで、スペースを有効活用するように考えた。

強度を増すために、左右は少し欠いてはめ込むようにした。最初作ったのと同じように、溝を引いて柄を保持する部分をV字に切る。



枠は、上に載せることになるが板厚の半分だけ小さくして欠いた部分が収まるようにした。


完成して1階と2階を並べたところ。授業中はこのようにして生徒に持って行かせる。



2階部分の前側、のこ刃は下の箱の空きスペースに入り込むように飛び出している。


後ろ側、強度を持たせるために両側を欠いた板をはめ込んで箱となるようにしている。


重ねたところ。上と下ののこぎりがほぼ並行に並んでいる状態で収まる。


重ねた箱を横から見たところ。収納したらこのように重ねて準備室の棚へ収める。




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