車のテーブルに名札ポケットを |
常日頃、これからの技術・家庭科ものづくり(あるいはもっと広げて日本のものづくりというと偉すぎか)では、自分の生活にあわせたワンオフの品を作ることが大切じゃないかと考えている。
だからというわけではないが、文化祭の振り替え休みになった時間で、自分の車につけてあるテーブルを少し拡張してみた。
もともとのテーブルはこんな感じ。センターコンソールに板を渡して、上に滑り止めマットをひいてある。いつも車に乗ると、いろんなものをここへ置くのだが、学校で使っている名札とカギは必ずここへ置くことが定着してきていた。そこで、この2つを収納する部品を作ることにした。
実はここに至るまで、何回か試してみたのだが、最終的にこの方法となったものを残します。
まず、名札のクリップの部分がはまる溝を、角のみで掘る。
これが、開け終わったところ。かなり浅いところで止めてある。
そこへ丸鋸で溝を切る。ここに名札の板がはまりこむようにする。
長さをそろえて、周りをヤスリがけした状態。カギを引っかけるフックを真鍮釘で作った。
その部品をテーブルの側面へボンドで貼り付けた。カギは振動でちゃりちゃり鳴るかと思ったがそうでもなかった。
横方向に木目が通っているので少し強度は足りないかもしれないが、ベニヤなどを貼るよりは見た目がすっきりしてよいかなと思う。