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ココナッツエミュレータの開発(pic25)

現在授業では

○自分のPCに
1 エディタ(サクラエディタ)をインストール
2 ソースを開いて編集
3 共有フォルダに保存

●ライターのつないである2台の専用PCのどちらかで
4 自分のファイルを呼び出してコンパイル
  (エラーがでたら、2へ戻る)
5 自分のPICを書き込み機に差し込んで接続
6 転送ソフトを起動し、自分のHEXファイルを呼び出して転送
7 PICをはずして、自分のココナッツに挿して検証

 という流れになっている。これでは4以降にどうしても待ち時間が発生してしまうし、移動などのロスタイムもできるのでその部分を自分のPCでシミュレートしてから完成したところで、実際に4以降に移るのがいいだろうと言われてきた。
 そこで、ココナッツエミュレータ

 ソースを読み込んで、実行することで画面上にて確認することができる。

 今回のプログラムはVisualBASICで開発したわけだけれど、自分ではできないので知り合いのプログラマ(私のパソコンの師匠でもあるわけですが)にお願いしたところ、ふんふんと聞いてすぱっと作ってくれた。しかも10分ほど口だけで様子を伝えただけなのに(以前ココナッツを見せたことはあったが)、「割と簡単だったよ、でもおまえの言ってたのと仕様が違ってたからちょっと焦ったよ」なんて言っている。
 自分が伝えたのは点灯命令と、消灯命令、後は時間の命令だけだからソースからその部分を抜き出して画面に表示してくれればいいというものだったが、このプログラマにかかったら、PICの持つ命令を解析してその通りに動くエミュレータに仕上げてくれた。これならば生徒が自分で組んだサブルーチンなどにもすべて対応できる。まさに脱帽。

 正直言って、今までは自分より話がわかっているというか、この世界に精通している人と一緒に開発してきたわけではなかった。今回は完全にお願いした先の方が自分より高いスキルを持っている。いやぁさすがプロってもんです。以前、国の指導者要請講習で半月ほど筑波に泊まり込んで各県から1人ずつ集まった人たちと一緒にプロジェクトを組んで開発したことがあったけど、そのときを思い出した。打ち合わせさえすればお互い内容がわかっていて、結果を持ち寄ると期待したとおりになっていてあわせれば高いレベルの物が完成するというのはホントに気持ちがいい。

 後はさらに仕様を伝えて煮詰めていくだけという次第。自分で組むことができれば一番いいんだけれど・・・・・さすがに学習のための時間を考えると躊躇しているところ。



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