ココナッツtypeS(pic27) |
ココナッツではプログラムでLEDをコントロールするので、照明として使うという目的の他にタイマーなどのサインとして意味を持たせるという目的もある。そこで、後者に特化したココナッツの派生バージョンを考えた。
題して「ココナッツ Type S」(Co-Co Nuts Type Signal)
信号用のLEDを使うので、一つあたりの消費電力も小さいため、一つのポートあたりの数を増やすことが可能。そこで、ブレッドボードを使い、自由に抜き差しができるようにしてみた。
今回は、先日業者さんが持ってきてくれたPETを筐体に使ってみた。2mm厚なのでそこそこしっかりした物になる。値段もアクリルよりは安いらしい。表面にマジックでけがきをした。(クリックで大きくなります。)
切断はアクリルカッターでできる。少し柔らかくて粘りがあるので、アクリルの時よりも深めに溝を付けて折った。
曲げはアクリル曲げヒーターで行った。アクリルに比べて加熱時間はとても短くてよい。
今回は壁に掛けることも想定しているので、後ろの縁をそろえることにした。
流しに持って行き、水をかけると簡単に思った角度で固定できる。
壁にぴったりつくように角へあわせて角度を決める。
表面の保護シートもビニールなので、付けたまま曲げても突っ張ることなく加工できる。
曲げの完成。(その前に穴は開けておいた)
実はここで重大なミスに気がついた。表裏逆に曲げちゃった。スイッチが左側に行ってしまって右利きにとっては人間工学的ではない。
配線用の線は同じ物を使った。
線の先に予備ハンダをして、そのままブレッドボードへ差し込めるようにした。
透明なPETなので裏から塗装をすればよいが、ここではロゴを印刷して荷造り用の透明テープで裏側から貼り付けることにした。
完成した状態。ブレッドボードは上下にアースをはわせてブロックごとに同じポートからの配線をした。
右下は、8個付けてみたがこれでも大丈夫そう。まあ1つのポートなので一度についてしまうけれど。
後はプログラムとLEDの配置をどうくみ上げるかでずいぶんと考える部分が大きくなる。
例としては
バスケットボールなどの試合用タイマー。
ラーメンタイマー
トレーニングの管理に使うインターバルタイマー(これを何秒、次に何を何秒という感じにメニューをプログラムする)
等があげられるでしょうか。