今年度の一年生は昨年度までと題材を変えてみた。時間もあまりないので、少し小振りな製品となる。
　一つの材料セットで、７つのサンプルがあるが
　　○全く自分のオリジナルで設計をして製作する。
　　○サンプルを改造して製作する。
　　○サンプルの通りに製作する。
の中から選んで製作を進めることにした。

とりあえず、サンプルの中から模範作品を作ってみた。

これが材料のすべて、生徒と同じようにけがいて、機械を使わずに製作してみた。



けがき線の真ん中を残すように切断。最後は割れないように保持して切り終わる。
あとで、生徒に見せる写真として撮影。


お気に入りの大事なのこぎりで切断するので、もちろんばっちり切れている。(^^ゞ


トレイの底板はボンドで接着。生徒はハタガネで10分もしめればいいかな。


とって部分は糸鋸で加工するので、６ｍｍドリルでスタートの穴をあけて切り出す。

２枚を自分できって１０分くらいかかる。これじゃ全員ができる作業じゃないなぁ。
まあ、この作品を選ぶ生徒はそんなにいないと思うけど・・・・

縦方向に使う板は、木口面をかんなでそろえる。
この作業は、生徒にとって大変だろうなぁ。

完成、といいたいところだけれど実はまだ釘打ちをしていない。
家に帰らなければならなくなって、ここで終了。
ここまでちょうど一時間くらいだった。
実際は底板を１５ｍｍ浮かした状態で固定するので、深さはその分浅くなる。

簡単に組み立てまではできるので、今回は塗装もしっかりできるといいなと考えている。