前期の２年生選択技術では折りたたみ椅子を作ったのだけれど、文化祭後は作品が仕上がっていることもあって、やることがなかったので、２時間でできる工作を考えて、その日の朝に作ってみた。
今回つくったのはバターナイフ。ペーパーカッターなどだと生徒は使わないし、スプーンは中を掘らなければいけないのでこれにしてみた。

そろそろなくなってきた４年前の１年生が使った机の天板材料端材。
まずは横方向をマジックでけがいてのこぎりで切断。


時間もあまりないので、機械で切れるところは切ってから両刃のこで切断。


横ができたら、上からけがいてこのように切断。

そこから小刀で削っていく。左側は逆目になっているので良くない。右側が正しい。
木と対話しながら作業していくことができるので、教材としてもいいんじゃないの。

ベルトサンダーも使って仕上げ。左側を薄く仕上げて強度と使い勝手のバランスを見ながら削った。
この後、スプレーのクリアラッカーで塗装して終わりにした。

生徒もかなり興味を持って取り組んだ。（技術を選ぶ生徒たちだから）
２時間でちょうど良いくらいだった。