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ノートパソコンを12V鉛バッテリーで使えないか

 ここ3年くらい、オークションにて中古で買ったIBM ThinkPad x21を使っているが、バッテリーが5分と持たない。
 世の中を見回すと、10時間以上持つような機種もあるのに何ともうらやましい。
スペックもpentimum3の600MHzにメモリ384MBだけれど、windows2000で使う限りはそれほど困らないのでまだまだ使えそうな様子。

 それでも、なんとか長野へ行くバスの中(2時間)くらい使えないものかと、模索してみた。
 ・・・素直に新品の大容量バッテリーを買えばいいんだけど・・・・・


まずは、オークションで落札したジャンクのバッテリーをばらす。この電池を外して代わりに外部からバッテリーをつなごうという計画。ちなみに、このバッテリーは200円で落札して送料が160円。


ばらした状態。ちゃんと国産パナソニックのCGR18650Aを使っている。この時点でバッテリーだけ購入して取り替えようかとも思ったけど、1つ1400円くらいするので6つで8400円。これなら安いリビルト品が買えるのでやめた。


バッテリーの側面、脚になっている部分に穴をあけて線を引き込む。

本来のバッテリーは10.8Vなので、ダイオード2つの電圧降下でよいかと考えた。
10D1を2本使って12.8Vが11.78Vへ。かなり高めだけどいいかなと勝負をかける。
ACアダプタを外し、このダミー電池をいれて電源オン。

おお、順調だーと思って起動画面を見つめていたら急に内部が真っ赤に光り煙がもくもく・・・・
ダイオードが吹き飛んでしまった。

12Vくらいだから100Vにも使うダイオード使えばいいかななんて甘い考えを持っていたけど、10D1は耐電流1A。
4A位流れただろうから、やっぱりこうなるわな。
筐体の内部もかなり焦げたけど、元の電池やACアダプタでは正常起動。あーよかった。



耐電流が5A以上のダイオードでやればいいんでしょうか。
とりあえず、吹き飛ぶまではうまく動いていたから・・・・・・10秒ほどだけど。
手元にないのでまだ試していませんが、いずれやってみようかな。しかし、バスの中で膝の上に置いて燃えた日にゃ目も当てられないしなぁ。

また、この機種は大容量バッテリーは 10.8V 4000mA なのに、標準バッテリーは14.4V 1700mAとかなり電圧が違う。これはどういいたわけなのだろう。おそらくコントロール端子で見分けているんだろうけれど、さすがに12V直結じゃまずいでしょうねぇ。



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