トップページへ戻る       ものに関わってのメニューへ戻る


移動用アンプのデジタル化

持ち運び用のスピーカー&アンプセット。かなりの使用頻度があるもので
今まで何度か手を加えてきた。

コンセントが必要なく、そこそこの大音量でなるので重宝しているが、やはり発振しやすさは解消されていなかった。
先日、秋月電子が扱っているUSBオーディオアンプを手に入れた(1200円)ので、アンプを変更してみた。


まずは、変更後の比較。手前のアンプはもう手に入らない秋月のアンプキット(1000円)
奥に実装されているのが今回購入したデジタルアンプ。こんなに小さいのに10wの出力。


まずは、付属の資料(秋月のwebにあるデータを印刷し直した方がわかりやすかった)にそって改造を施し、USBオーディオとして認識するようにした。

その後、web検索にて見つけた資料に沿って改造を行う。
参照元は、RUUの不定期日記 内容の濃さといい、アイディアや目の付け所など、自分からすると雲の上のような存在。
あの領域にはなかなかたどり着けないだろうなぁ。

参考(というかそのままやっただけ)にしたのは

以下、基盤改造についてはすべて上のサイトからの受け売りとなりますが・・・・・・
まず、この基盤はマッキントッシュ用のUSBスピーカ基盤が流れたものらしい。
5Vをいったんスイッチング回路で12Vにしてアンプを駆動し、回路用にはまた5Vに直して使っているので、消費電力も大きい。
そこで、5V→12Vの回路はばっさり取り払って、直接12Vを供給する。
DACからの出力と、増幅回路の間をいったん切断し、スイッチ切り替えでUSBオーディオと外部入力を切り替えられるようにしてある。
そこにボリュームを取り付けて、調整できるようにしている。

ということで、元々のスピーカ用回路にちょうどいい感じ(電源も12Vバッテリーだし)


まずは上の部分を取り去って

そこにwebページを参考にしながら組み込む。
USBの端子や切り替えスイッチ、パイロットランプのLEDは新たに穴を開けて増設、その他のものはそのまま流用。
基盤には保持用の穴を開ける余裕がないので、溝にあわせて3mmボルトを土台にはやして、ワッシャで挟み込むようにしてとめた。



今回作るのが手一杯で、写真を撮るのを忘れてしまった。この間、4時間くらいかかっている。
右側の写真では、電解コンデンサーが空中配線されています。参考にさせてもらったwebサイトでは
2.2uFのCROSS CAP を使っているけれど、そんなものは持ってるわけもなく、手持ちの10uFを使ってみた。
今後変更しようと思っているので、とりあえずテスト用にご粗末な状態。


スイッチをUSB側にしてパソコンに接続すると、ディバイスを発見し、無事にUSBオーディオとして認識された。
参考にさせてもらったwebページに音が少し小さいと書いてあったが、音量設定のページを開いて最大にすると、かなりの音量で鳴る。
ただし、なぜかそのページを閉じるとまた、元の音量に戻ってしまっている。
それでも、プレゼンの際などにパソコンの音を大きく簡単に鳴らせるのはありがたい。
もっとも、マイクなどもつなぐとすれば、ミキサー使ってヘッドホン出力を混ぜることになるだろうけど。



こちらは、外部入力に切り替えて、MP3プレーヤーの音を鳴らしているの図。
いやぁ、いままで悩んでいた発振もまったくなく、きれいな大音量が響いて気持ちいい。
電源を投入したときにだけ、ブツっとノイズが入るので、大きなコンデンサをつけてやろうかな。


出来上がっての満足感は久しぶりに小躍りするレベル。
これなら、今度作ろうと思っているスピーカーボックスに合わせて、専用でもう一台作ろうかな。
そっちは、USB入力はなくていいし・・・・。



トップページへ戻る       ものに関わってのメニューへ戻る