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家用のコンピュータ製作


昨年末に家用のコンピュータが壊れて、今まで使っていたノートパソコンを据え付けたが、そちらもあっという間に壊れてしまった。
年数が経っていたと言うこともあるが、家では子ども達も含めて(というか中心に)かなりの時間電源が入っていることもあって、放熱処理に不備があった。
木で周りを囲んでしまったために熱が逃げなかったようだ。

年明け最初のものづくりとして、パーツを購入してもう一度作ってみた。
いままでは、デスクトップもノートもPentium600MHz,memory384MB,Windows2000 という数世代前の構成だったが、今回は一気に今時の構成にした。
ただし、ハイパワーマシンではなく超低発熱、低消費電力のatom(ただしデュアルコア)を中心において、サイレント電源、記憶装置はメモリ(SSD)という家で使うのに特化したぶれない構成。ここまで王道(私にしては)のマシンを作るのも久しぶり・・・・・いつも余ったパーツやら中古パーツだからなぁ・・・・


購入物品の記録にも載せたが、これが今回購入したパーツ。全部で24000円くらい。


mini-ITXのマザーボード。さすがに小さい。ファンがついているのはCPUではなくチップセット。
右側の放熱フィンがついているのがatom330。こんなので動いちゃうんだから、技術の進化はすごいなあ。


パーツが王道なだけに、今回は組み立てに関してかなりものづくり側に振った。
ノートパソコンで使っていた机を中心にするが、ディスプレイは専用のアームを自作した。
今まで使っていたサムソンの17インチ。裏側はVESAの規格にあわせた取り付け部になっている。



そこで、木を使ってマウンタを製作。ねじ穴と枠をあわせて現物あわせで切削する。


そこへアームをボルトナットで取り付ける。この部分に1時間以上かかった。


木のフレームに電源とマザーボードを固定する。
電源は、穴あき鉄板をねじ留めして固定。

マザーボードは裏返しにして上側にぶら下げた。5mmのナットをスペーサにして木ねじで固定。


今回の目玉。SSD32GB。まず、持った感じがすごく軽い。そのうち、ノートもこれに取り替えようかな。(もちろん、大容量化・低価格化を見据えてからだけど)
こっちは、あんまりにも軽いし衝撃にも強そうなので、マスキングテープでぶら下げてみた。



市販のケースじゃないので、スイッチ類は自作。ピンソケットに線をつないで、電源スイッチ、リセットスイッチ、電源LED、HDDアクセスLEDをハンダ付け。

スイッチは、秋月で買った30円のプッシュオンスイッチ、7円のタクトスイッチ。固定はアクリル板にホットボンドで。

キーボードの横に取り付けた。

その他、各部の拡大写真。

しまりのないノートパソコンのディスプレイを支えるための板がちょうどうまくアーム基部になった。


で、一通りつないでインストール作業。
CDドライブは普段外しておくつもりで、まずはIDE接続してブート。
さすがSSD、NTFSでのフォーマットとエラーチェックが30秒で終了。



インストール自体も30分で終わった。


木製テーブル一体型パソコンということになりましょうか。王道パーツを使いながらもちょっと(かなり)貧相になるところが自分らしい。
でも、本体パーツはほとんど新品で総額2万5千円にもならないのはありがたい。


家に持ち帰って設置したところ。早速XPproをSP3にして、ソフトをインストールしているところ。
ここでは、DVDドライブをUSB接続で使っている。スピーカやキーボード、マウスなどは以前からのモノを流用。

新年初の大きなものづくりは5時間ほどかかった。





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