ココナッツ外部センサー(pic69) |
新しいココナッツは外部のアナログ入力ポートを備えているが、授業の中では追加の部品が必要だったり、時間数が足りなかったりでなかなかいかすことが難しいかもしれない。
それでも、安価で簡単な外部センサーがあれば、利用することができるかもと思い、いろいろ試してみた。
まずは、雨の検知やお風呂の水がいっぱいになったのを検知するセンサーとして、アルミ箔でセンサーを考えてみた。
木の板にスプレー糊でアルミ箔を貼り付けて、カッターで切り取ってみた。
濡らしてみると,抵抗が無限大から数メガΩに変化する。
しかし、その後水を拭き取っても抵抗が無限大には戻らなかった。木の板がしめってしまうのでだめらしい。
プラスチックか何かの板ならいけそうかと思う。
もう一つは、嘘発見器のように人が触ってから汗によって変化するのを検知するセンサー。
1MΩの抵抗を並列にして500kΩでポートにつないでみる。
手がぬれているときと、そうでないときではかなりLEDの点灯数が変わる。
接続はこんな感じ。
ちなみにプログラムは
10 a=x で外部ポートの値を変数に入れて
20 o=a でその数値によってLEDを点灯。
30 #=10 でくりかえし。
という単純なもの。それでもちゃんと数値をディスプレイする(2進法だけれど)
これは、内部のcdsにも応用できて、組み立て終わったときのチェック用にはこちらの方がよさそう。
また、これでアナログ入力端子に触ると、タッチセンサーとしても使うことができる。
これを何かに接続して、人が触った回数をカウントしたりするのもおもしろいかもしれない。
(もっとも、導電体に接続するとそこから電波を拾って多少数値が上がってしまうのでしきい値をもうけるのが必要となる)
いずれにしても、安価にセンサーとして使うことはできそうだ。