水耕栽培システム(その4) |
県大会終了翌日となる土曜日、業者のイマザワさんが水耕栽培システムを学校まで運んでくださった。
実際には大会当日の展示場所は3階の普通教室で、場所も狭いのと水ものを持ち込むわけにはいかないのとで、先生方にみてもらって意見をお聞きすることはできなかった。
今日はいよいよ、実稼働させようと言うことになった。
まずは水を入れてチェック。しっかり循環している。3分くらいポンプを稼働させればちょうどよい状態。
これから、根が入って内部の容量が減ればまた変えていかなければいけないだろう。
お店に行って苗を買ってくる。とりあえず1つのプランターあたり2つの苗にした。
生け贄になってしまわないようにしたいところだが・・・・・
育苗ポットから出して、土を落とし水で洗ってプラスティック段ボールに差し込む。
それを各段に配置して準備完了。
一番上の段は左側がシシトウガラシ。右側が茄子。こんなのでも大丈夫なんだろうか。
真ん中の段はミニトマト。左右で種類の違うものにした。液肥は1000リットル用で498円。
微量要素がないので、今後考えなければならないだろう。
一番下の段は、ズッキーニとサフィニア。とりあえずいろんな種類をということで・・・・
一度やってみたら、稼働時間が全然ずれていた。ループのプログラムやら分岐の命令やら、いろいろとバグが入っていた。
研究室で、普通のココナッツに流し込んでバグ取りをしている様子。机上で開発環境を構築できるのもいいよね。
ポンプが稼働すると、そこそこの水量で供給を始める。プラスティック段ボールは針金をS字にしてつってある。
最終的に3分間ポンプを稼働した後、1時間休止状態とした。約40分くらいですべてが下に落ちるようになった。
今日からスタートして、今後見守っていきたい。
ただ、技術室の隅に置いてはみたものの、この教室は窓が北側にしかなく日照が少なすぎる。
LEDライトで照らすか、光ファイバーなんかで外の光を持ってくるかと考えている。