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地層モデル実験器プロトタイプの製作

学校では、毎年教科を変えて全校研究会というのがあり、また所属する自分の会(自分なら長野県家庭科、技術・家庭科教育研究会)の公開授業なんていうのもまわってくる。
今年は、校内では理科の研究チームに所属しており先日は全校研究会が行われた。
今度は地域の会の公開授業があるのでその授業で使うかもしれない実験道具の製作依頼を受けた。

これは売っているもの。某社のカタログより一部抜粋。
10cm角のアクリル立方体。これでも一つ2万円以上!!。



日曜日、早朝より学校へ自転車で行ってプロトタイプを作ってみた。
まずはアクリル板をカット。3mm厚の透明材を幅200mm×120mmにしてみた。


1年生が使う木曾檜の材料のあまりを使い、両側を基準面にして作業をする。
どちらも木端から20mmの位置より3mm分の溝を引く。


3方を取り囲むように木材で囲む設計とする。


端の部分には材を差し込んで留める。

現物あわせで、長さを調整していってみた。


プロトタイプとはいえ、周りをトリマーで加工する。昔は見栄えを気にしなかったものだが、この頃は変わってきた。


これが完成状態。
上の部分は側板もあわせてトリマーをかけるべきだった。
まだ、接着はしていないが、下の板と側板のL字部分のみ固定して、後は外してメインテナンスできるようにしよう。
塗装も、黒のつや消しがいいか、木目を生かした透明塗装がいいかというところ。



横からのピストンで側壁が移動する。実際には押し棒部分はボックス状にするべきだろう。
とりあえず、これで理科の先生の評価を頂くことにしたい。



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