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スコアボードの修理

先日別の用事で学区内の小学校(前任校)へいったところ、「スコアボードが壊れているんだけど何とかなる?」
ということで預かっていた。3連休の最後の日、修理にいそしんでみた。



スコアボードは、児童が上にぶら下がったのか、真ん中にある横柱から上に伸びる部分がもげていた。

同じ材料が見つからなくて、横幅に合わせた正方形断面の各パイプを買ってきた。

実際には、660mmあれば良かったが、近場のホームセンターでは2750mmの材料(1570円)しかなかった。
まあ、お金は出せるということだったので仕方ないでしょう。残りは何かに使えるだろうし。

真ん中の部分にネジ止め用の穴を開ける。まずはけがいてから、ボール盤で穴あけ。

10mmの穴は上から突き通して貫通させた。


無事に、取り付け確認ができた。

続いて、上側の部分。

もげた部分が平らではないので、ディスクサンダーで削ってあわせる面を出す。


その後、エンジンウェルダーを出して溶接。今日も助手できている一番下の娘はここまでのカメラマン。



ここで、技術の先輩の先生が来校してくださり、手伝って頂いた。


元々の角材は、薄いものだったので穴を開けないように注意したものの、やっぱり御粗末な仕上がりになってしまった。


マスキングしてスプレー塗装。ちょっと色が違うが、まあツートーンデザインということで。


こんな溶接結果を見せればいろいろいわれそうですが・・・。まあ、こちら側が最初にやったところで、失敗しちゃった方。
この後、直そうとしても余計悪くなるだろうと思ってやめました。


できあがった状態。折れてしまってから備品登録を抹消したそうですが、カタログを見ると5万円以上するものなので、直れば喜んでもらえることでしょう。
ちなみにかなり傾いているのは、元々の設計。おそらく上の点数表示シートが安定するようになっているのだと思う。




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