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ニコイチで椅子の修理

あるクラスの生徒たちが、学級にあるパイプ椅子を壊してしまって指導を受けた。
調子の悪い椅子だったようだけれど、調子に乗って完全に壊してしまったらしい。

担任の先生、教頭先生に指導を受けた後、どうやって償おうと言うことになり何とか自分たちで修理しようと言うことになった。


これが壊された椅子。座面も外れて全く機能しない。
フレームも曲がってしまっている。


さすがに折れ曲がったパイプを直すことはできないので、椅子置き場から壊れて使えないものを2つ持ってきてまともなものを1つ作り出すことにした。


まずはクッション部分を取り外し耐水ペーパーでさびを落とした後、ピカールで仕上げる。


フレーム自体はきれいになったが、座面などはやはりどちらの椅子も破けてしまっていた。
1日目(朝の30分)はここまで。

2日目、シートを買ってきた。ちゃんと補修用パーツが売っていた。これは学校の修繕費で購入。2脚分で940円。


以前のものはタッカーで留めてあったが、おあつらえ向きのものがなかった(手持ちのものは針が長すぎた)のでホットボンドで固定。
元々あったシートの上に被せる形で張り上げた。
2日目は朝だけでは終わらず、放課後も残って修理。5人で1時間半ほどかかった。
背もたれのところが湾曲しており、少ししわが寄ってしまったが、ほとんど生徒の力で直すことができた。

最後にもう一度説教しておしまいとした。壊すのが簡単なのに比べ作るのが大変なことはよくわかったと思う。





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