家庭科室のコンセントと床の修理 |
先日、授業中に家庭科室のコンセントに針金をつっこんでショートさせた生徒がいた。
なんでも、ちょうどバッグに入っていた針金をU字型に曲げてコンセントに差し込んでみたらしい。
よくやるのはゼムクリップくらいの細い針金を差し込んで、びっくりすることだけれど、今回は1mmくらいの太さがある針金だった。
しかも長さが60cmくらい(U字に曲げて30cm)だったので、焼き切れずに加熱したらしい。
もうちょっと太いとブレーカーが飛んだんだろうけれど、まあ丁度いい状態になって真っ赤に加熱した状態になった。
コンセントから抜けたあとも、しっかり床を焦がしてしまった。
真っ赤になったというのでおそらく800°C以上になったんだろうな。
一通り謝罪などを済ましたあと、修理の指導をすることになった。
まずは、パテで埋めてから耐水ペーパーで平らにする。
その後、修復用の染料と、木目を書くペンでごまかしてみる。元通りにはほど遠いが、まあ焦げたのは見えなくなった。
サンディングシーラーで凸凹を埋めたあと、もう一度耐水ペーパーをかけてからラッカースプレーで仕上げた。
あの生徒は二度とやらないだろうな。