PC教室の更新にあたって |
勤務している学校のPC教室がようやく更新されることになった。
とっても、什器などは一切変更なく、PCが変わるだけだけれど・・・・
それでも、5年の更新期間を3年以上過ぎていたのでようやく今時の環境になってありがたい。
夏までにと言うのが延び延びになって丁度パソコンの授業しかない時期に入れ替えとなったので、できるだけ授業をつぶさないようにお願いしていた。
それなのに、予定を5日以上変更して延ばすというのでいい加減頭に来て強く業者に言ってしまった。(どうも業者が悪いのじゃなかったらしいが)
「私が我慢するのはできるけれど、生徒の授業をストップさせるのは許せない。土日でも徹夜でもつきあうから1日でも早く何とかしてください。」
と、タンカを切ったらその通り土日におつきあいすることになった。
とはいっても自分がやるわけではないので技準で古いPCを再セットアップした。
こんな感じで並べて再セットアップ。結局40台全てが様々な学校や個人に渡って第2の人生を歩むことになった。
(業者に聞いたらすべて廃棄になると言うことなので、そこらに声をかけたらもらわれていくことになった)
ライセンスシールも貼ってあるwindows2000を入れることになるのだが、インストール後エプソンからドライバをダウンロードして入れて
win2000をSP4にアップしてその他諸々やっていたら1台で半日以上かかってしまった。
そこで、フリーソフトのHDDイメージ作成ソフトを導入。落ち着いたところでイメージを作成してUSBメモリに保存した。
このソフトの優れているのは、起動用のCDが作製できるところ。
これでフルオートで同じ環境を作り上げることができる。
以前同じようなソフトを購入してあったが、それよりもこの方が優れている感じがする。
EASEUS Todo Backup
というソフトです。おすすめ。
それでも、1台構築するのに1時間はかかる。(待っているだけだけど)
というわけで、待ち時間にいろんなOSを入れてみた。(自分でも8台ほどもらうことにしてあったので)
自分の手持ちのOSたち。
まずは右側のubuntu。しかしこれはx-windowがうまく表示されなかった。
Linuxの中では一番簡単なはずなのに、おかしいなぁ。ちょっとこれを入れるには古すぎたのかな。
次は、その隣のKNOPPIX Edu8 。
これはCDから起動するタイプだが、ばっちり動いた。HDDも書き換えないのでいつでも使えると言うことで確認して終わり。
そして、windows2000 以前アカデミックパックで買ったもの。まあ、これは問題ない。
セレロン1GHz。メモリ384MB、HDD20GBなので、丁度いいところ。さすがにこれにXPは重いもんね。
そして、windows98。
しかしこれは苦労した。CDからブートしないのでFDD起動なんだけれど、CDを認識させるためのFDDがなかった。
普通の起動ディスクの config.sys と autoexec.bat を書き換えて mscdex.exeでマウントする。
いやぁ、こんな作業何年ぶりでしょう。でも何とか覚えているもんですね。
これが、98のインストール画面。今時の人はきっと知らないでしょうね。
その後、ネットにつないでパッチを当てて終了。これも2時間以上かかった。
日曜日の夜8時過ぎから使い方のレクチャーを受ける。
なんとか稼働していただきました。
自分でも初めて使う windows7の画面。
シンクライアントシステムにはUSBのキーが必要だけど、これは外に出ていると危険なので、内部ポートに接続してもらった。
それでも、あと2日ほどはかかるとのこと。なかなか大変だ。