保健室の机の製作 |
新年度になったが,クラブの顧問は引き続き「科学・技術クラブ」。
クラブ発足会後の初めての土日は保健室から頼まれたテーブル作りをした。
この日はあまり生徒がやってこなかったので,パソコンの作業と木工に分かれた。
3年生は1人だけだったので,部長と2人で作業した。
一つ一つ行程とコツなどをたたき込みながら,設計から一緒にやってみた。
まずは天板を接着。板の組み方(材の見立てや木目方向)。ハタガネの使い方など。
時間も限られているので,材の切断は自分が機械で行う。すべての行程を写真で撮影して文化祭の発表に備えることを指導。
足の長さは天板と梁の板厚を抜いて計算すること。ほぼ現物あわせ。
天板と梁をあわせて確認。
少しでも強度を上げて,位置を決めるために,少し切り込みを入れる。
足を置いてみて現物で確認。
丸鋸で溝を入れてのみで削ってはめ込み部を作る。
のみの方向やら玄翁の使い方やら,なかなか普段の授業では指導できないあたり。
木工ボンドをつけてから組み付ける。
2つのドリルドライバーを使って下穴とコーススレッドの締め込みを効率よく行う。
なかなか軸をまっすぐそろえるのは難しいらしい。
組み立ては指導してから放って置いてお茶飲んでいたら,下に椅子を置いたりして工夫しながらやるようになっていた。
下側にも1×4材を使って棚をつけることにした。
なかなかドリルドライバーの使い方も上手になってきた。
オスモカラーを足に塗って終了。ここまで2時間半くらい。
裏側に製作日と名前を書かせて,もし自分の子どもがこの学校へ入学したら保健室に行ってみるようにと指導。(^^;)
普段こんなにつきっきりで一人を指導することはできないのでよかった。
本人もなかなかうまくできたと満足していた。
午後から次の日曜日にかけて,私が天板にウレタン塗装をして仕上げる。
月曜日には本人に納品させよう。