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今年度の1年木工練習題材

今年も1年生では木材加工の学習を行っている。
今年は1年の担任をしていることもあって,前半は総合でのパソコンリテラシー学習を行っていた。
時間もないので,今までとは変えて,キクイチのキットのような材料を注文していた。

しかし,やっぱりいきなり作るわけにも行かないので製図の学習の後で切削の練習題材を取り入れることにした。

材料は,昨年の木工材料である木曾檜のあまり材。
幅が100mm,厚さが20mm。

最初に木端から5mmで線を引いてから切断。これを繰り返して満足行くまで練習する。
ちなみに2人に1枚を渡して,両側から切断練習とした。


2人一組で,いろいろやりとりしながら練習することができた。


続いて自分の切った端から30mmで線を引いて切断。のこ身をけがき線のどちら側に置くか考えて,けがき線を半分に切断するイメージで。

続いてボール番での穴開け。治具を使って,けがくことなく位置決めさせた。


その後(ただし穴あけとの順番は逆になっても良い)70mmで縦びき。


ここでうまく切れた側を成績につける。さしがねをあてて隙間が1mmならB,それ以下はA,それ以上はCの評価。
(2方向の曲がりを検査)

穴と反対側の端に縦引きで切り込みを入れメモスタンドに。(端と上から15mm>さしがねの幅でけがくと簡単)

当初は洗濯ばさみでのメモスタンドを考えたが,時間やら見た目やらで溝のみにした。


かんながけとベルトサンダーで周囲を仕上げ,面取りした後に蜜ロウワックスで仕上げて完成。





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