ココナッツV3 プロトタイプ(pic97) |
昨年、今年と通信機能を備えたココナッツを使ってきたが、夏を過ぎたあたりから次のバージョンを考えていた。
もちろん、ソフトウェアについては自分では何ともならないので、いつものSEさんにお願いしてあったのだけれど、先日プロトタイプができたという知らせを聞いて見せてもらった。
新しいココナッツで考えたのは・・・・
まずは、通信ケーブルをUSBに変更。これが最大で唯一のものであると言ってもいいくらい。
それに伴ってのUSB給電。これによりプログラム中に電池がなくなるなどのトラブルがなくなる。
その他、基板配置の見直しや授業にあわせての加除などがある。
ロボコンの次の日曜日。朝6時前に学校へ出かけて作り始めた。
今回はプロトタイプと言うことで、ブレッドボードで製作。朝ご飯で家に帰ったときには半分くらいできていた。
今回は昨年発売されたばかりのPICを使う。以前のものより足が2本増えて20ピンになっている。
それでも、外部クロックを使うことになると言うことで、ほぼI/O関係は今までと同じ。
夕方、コンピュータ会社へ伺ってOSをもらったり、接続方法などを教えてもらったりする。
USBにさして、INFファイルだけ読み込めばポートができる。後は今までと同じでターミナルソフトにて操作する。
今回は、USB端子から電源もとれるのでDCコネクタは省略した。
スイッチも、電源スイッチと機能スイッチを分けて、わかりやすくした。
その他、OSの仕様についてもよりシンプルに、より誰にでもわかりやすい方向で打ち合わせをする。
このように、電池がなくてもUSBでPCに接続していれば使用できる。
もう一つ、PICが動く電源電圧の範囲も広がっているので、ニッケル水素電池でも3本で利用可能となった。
さすがに新しいPICは細かいところも進化していて使いやすい。部品点数もUSBに直接接続できるので以前より少ないくらいとなった。
今後、ハードウェア仕様が確定したところで基板のパターン設計に入ろうと思う。
また自分のリソースをかなりつぎ込まなければだけれど、何とか形にしたいもの。
現在あがっている新しい機能は
・データのログ機能
・テレビのリモコンなどの利用
・音関係(オルゴール)の利用
などなど、今までも用意されていながら使い切れなかった部分をより簡単に使えるようにして行けそう。