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落ち穂の脱穀に際して

自分の勤務する学校では、伝統行事として「落ち穂拾い」が行われている。
地域の田んぼで落ち穂拾いをして、拾ったお米を国際支援米として恵まれない国に送るという活動。
今年は、地区生徒会顧問と言うことで担当している。晴れた土曜日に科学・技術クラブの生徒と一緒に脱穀をした。


いつのものかはわからないが、学校にはエンジン付きの脱穀機がある。おそらく使わなくなったものを近所の農家に寄付してもらったのだろう。
ここ数年は脱穀を業者に出していたが、今年は自分たちでやろうと・・・・私が言った。

1週間ほど前に試運転もしてあり、1時間もすれば終わるだろうと思っていた。
新聞社さんも取材に来てくれて順調かなと思っていたが・・・・・


まずはエンジンが不調になった。
気にはかかっていたものの交換していなかったオイルを交換することにする。

オイル排出中。初めて市販の廃油処理箱を買ってみた。排出口の上にある水抜きタンクが空なのはここもクリーニングしたため。

まあ、科学・技術クラブだからこれくらいはやったほうがいいでしょうね。
オイルは手動ポンプを買ってきて入れた。


次のトラブルは運転スイッチがとれてしまったこと。
仕方がないので針金で直結して始動する。


でもやっぱり問題はゴミが詰まっていたことだった。上のドラムは大丈夫だったが、下側の排出部>上に跳ね上げて放出
の部分が詰まっていた。


無理に回転をあげてしまい、Vベルトが切断されてしまった。
また、一番奥に掛かっているベルトが切れたものだから、全部外さなければ交換できない。
しかも、交換しようと買ってきたVベルトは違うものだった・・・・(T_T)

結局お昼を挟んで夕方までやったのに全部できなかった。
まあ、クラブの子たちにとってはいい研修になったかな。
しかし、ずいぶん財布が軽くなってしまった。



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