自分の授業で製作するココナッツV3のサンプル |
今年は,教育課程の公開授業が家庭科であるために,授業を調整する必要がある。
夏休み明けには,自分のクラスの技術分野を先行して始めることになっていることになる。
(今まで,自分が担任するクラスでは道徳・学活以外の授業を持っていなかったわけで,これが技術・家庭科担当のつらいところ)
今年度より,ココナッツV3に移行するにあたり,自分の授業で使うサンプルを作ってみた。
これが,完成した形。照明として使いたいと考えているため,自分はどうしても電気スタンド型にこだわっている。
作りはほとんど今までと変わらないけれど,大きく変更したのは配線の引き回し,穴を通すのをやめて取り外しができるようにした。
これにより,作る上でも簡単になるし,なによりメインテナンスが楽になる。
それに伴って,上側(LED基板)のペット材はココナッツV1で採用していた薄いものにしてもらうことにした。
これだとはさみで切ることができる。
配線を引き回すために切り込みを入れてやすりで仕上げる。薄いためにかなり自由に変形できる。
ランプシェードの機能として,転んだときにLEDが床にぶつからないように守るというものは盛り込みたい。
(光を集める機能は,LEDが直進光しか出さないと言ってよいので必要ない)
台座は以前と同じ材料だが,コの字に曲げるときに上側を少しだけにして,配線を引き回す切り込みを入れる。
ベルトソーの小さいのを使ってみるのにもちょうどよさそう。
ベルトサンダーで面取り,これも全員にさせたいもの。アクリル曲げ器で台座も曲げて上下を針金で固定する。
下側の固定。XY軸それぞれで一箇所ずつ固定。
上側の固定。針金の端はL字に曲げて,穴に入れてずれを止める。
下側の組み立て。実際は線の接続を基板の穴に入れてハンダ付けする(ここはピンヘッダで脱着できるようにしてある)
首の立ち上がりは,溝にはめてチューブで固定する。
上側の基板固定。LED基板も左右をベルトサンダーで削って小さくしてある。
ペット材の切り込みで針金とコードが前後に分けられる。
今回は塗装もしてあるが,時間をみながらスケルトンのままで行くかは決めてみたい。
今後は学習カードも修正して行きたい。