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脱穀機の修理

毎年恒例の学校行事、落ち穂拾いを行った後の脱穀を自分が顧問する科学・技術クラブで行うことになった。
年に一度動かす(まあ、これはどこの農家でも同じでしょうが)脱穀機を使うのだが、忙しさにかまけて試運転をしてなかったので
当日になってエンジンがかからないことに気がついた。
何とも段取りが悪いが、まあ修理もクラブの活動の一つなので一緒に行った。


エンジンはカワサキのサイドバルブ型。むかし授業で分解整備したものとほぼ同じ。

まずいけないのは、メインスイッチ。昨年度壊れてそのままだった。
昨年は直結でしのいだが、まずこれを直すことにした。


隣に穴を開けて、トグルスイッチを代わりに取り付ける。


こんな感じで取り付けた。実際はコードをアースするとエンジンがストップするのでオン、オフは逆だった。


それでもエンジンはかからず、次はキャブレターを外して掃除した。
古いガソリンがゲル状になって詰まっているところがあった。


しかし、それでもエンジンはかからなかった。プラグのスパークも問題ないが、どうも燃料系にまだトラブルが残っているらしい。
そうこうしていたら、お隣のおじいさんが見かねて脱穀機を貸してくださった。
さすがに、調子がよく370kgの落ち穂が1時間半くらいで脱穀できた。

来年に向けて、シーズンオフに整備をするかどうか迷っているところ。




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