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基礎技能を練習するための題材の模索

来月の頭に、技術の基礎的な学習をするための講座を開催することになっている。
ものづくりの内容が中心となるが、今年から中学校の新学習指導要領が完全実施となることもあって、木工だけでなく様々な材料の特徴を取り入れた作品をつくろうと題材を考えてみた。


このごろ使わなくなってしまった学校も多い旋盤。1/10mm以下の精密な加工を簡単に体験できるものとして使ってみたかった。
3mmの真鍮棒を面取りしてみる。


3mmのダイスもあったので、おねじをきる。


ちょっと曲がってしまって御粗末だけれど、いつも使うM3のナットがきっちりはまる。

アクリル板にM3のタップをたてて、とめてみる。ピッチが小さいこともあって、きちんとはまった。
それぞれの特長を生かした使い方が出来るような気がする。


バイトを研磨するが、このグラインダーもなかなかの高級品。かなりの高速で回転するし、削りかすを吸い込むようになっている。


今度は6mmの真鍮棒を面取り&おねじきりをする。

アクリル板には少し斜めに穴を開けて、タップをたてる。

なんとなく、浮いているように見えるキーホルダースタンドというのはどうでしょうか。


アクリルをたてるのに木材加工で台を作る。
一応机の上の整理棚と思って作ったものの、なかなか目的が定まらない。



アクリル板をL版の写真に合わせて裏側にアルミ版を入れて写真スタンドにしてみた。


置くものを決めて整理するためのものするのが良いかと思い形にしてみた。


しかし、実際には机の上にあったら邪魔かなと思う。使える教材にするためにはまだまだ練り込みが必要。
それでも、多くの材料や、さまざまな加工をしつつ3時間で仕上げるものとして技能優先でこの方向で行こうと考えている。



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