トップページへ戻る       ものに関わってのメニューへ戻る


ビスケットジョイントカッターを使って

新しい職場には今まで使ったことのない工具がたくさんある。
機械を使う機会がないかなと思っていたら、物理の講座を司る先生から依頼があって使ったのがビスケットジョイントカッター。

板に溝を入れるためだけの工具なんだけれど、これがあると簡単に板をはぐことができる。


試しにあまり材でやってみると、こんな感じで溝が掘れる。ガイドがしっかりしているので、同じ高さに同じ溝が簡単にできる。


今回は、ブランコに使う板を作ってほしいということだったので、2枚の板をつなげる。
中心位置をけがいて作業開始。

木工ボンドをつけて、ビスケットを入れる。
ビスケットは市販のもので、今回使ったのは#10。ブナでできていて、ボンドの水分を吸水して膨らみ、がっちり留まるしくみ。



拡大したところ。すべてが規格品なのでただ作業すれば誰でもできそう。さすがアメリカ産のシステム。


ボンドをつけて、差し込んでハタガネでしめる。


一晩おいてみると、きっちりと接着されていた。まあ、このハタガネがすごいんだけれど・・・
片側からしか締めないのかいというご指摘もあるでしょうが、反対側は小さいハタガネで締めていました。


削って切って、面取りして。きれいな板が仕上がった。

ショートビットで穴を開けて、納品しました。


物理の講座の様子。この後滑車を動滑車にして必要な力の変化をみるわけですね。
もちろん、授業では児童生徒がやるわけですが・・・・・

写真は勝手に使っていますが、まあ個人を特定できないレベルなのでよいかなと。

こんな調子で、早めに全部の機械や工具を使ってみたいと考えています。



トップページへ戻る       ものに関わってのメニューへ戻る