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温度計測用センサ(pic115)

ココナッツで温度計測をしてみたらどうかなと思って、LM60という高精度IC温度センサを購入してみた。
-40°C~125°Cまでを計測できるのと、ほぼ出力がリニアに出るのでAD変換後にココナッツで処理するのが簡単かなと考えた。
ちなみにこの部品は秋月電子で100円。


このように、見た目はトランジスタみたいな感じ。両側を電源に接続すると、真ん中に温度に応じた電圧が出力される。


これをココナッツのアナログ変換ポートにつないでみる。ここでは、赤外線センサーを外して代わりに取り付けた。


温度に応じて値は変わる(右側は雪で冷やしてみた)が、電圧の変化が小さすぎるのと最大値が1.2V(100°C以上)のとで、数値の変化が小さくなってしまう。
このままでは実用的にならないなぁ。電圧の変化を大きくしてやらないと。


ちなみに、室温での出力電圧を測ってみると0.560V。

電圧と温度の関係は
 V=(6.25(mV)×T(℃))×424(mV)ということなので、このときは21.76℃ ということになります。

まあ、温度センサーは授業で使うのは難しい(周囲の温度を変化させるのが大変)なので、一つの経験と言うことで終わりにしておこうかしら。





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