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T-パズルの製作

先日函館に行ってきたのだけれど、そのとき宿泊した旅館に「T-パズル」というのが置いてあっておもしろかった。
教材研究として製作してみる。
このパズル自体はネットで検索してみるといっぱい出てきて、多くの人が知っている物だと言うことが分かる。
また、作者不詳で1903年の紅茶の広告で使ったのがもっとも古いと言われているそうなので、著作権も考える必要はなさそう。


物置に積んであった材を使うことにして、まずは帯のこで薄板に切り出す。


鼻を落として、手押しかんな盤と自動かんな盤で製材する。

すべて25mm幅を基本として、花子で設計図を書いて実物大の型紙を作って作業を進める。

生徒にやらせるなら「とめ」のジグを作ってのこぎりびきでしょうが、ずくを惜しんで丸鋸で切断。

一カ所だけ、複雑な形なのでちゃんとのこぎりで切り取る。1年生で扱うにはちょっと難しいか・・・・・・


25mm幅のベルト状の材料を用意しておけば、45°の切断が2回と、木口を3回、残りは真ん中でとめる90°切断。
何度もやれば、楽しいパズルができるというわけですが・・・・・。
この後、やすりをかけて塗装。

実は、先日サクラクレパスから送っていただいたサンプル塗料を使ってみるのも今回の目的。
のこぎり引きの練習と言うにはちょっとハードルが高いでしょうか。

追記
次の日、やっぱり機械加工では情けないかなと考えて、両刃のこぎりで切断してみた。


昨日の材料を使い、まずは直角に鼻を落とす。これは、今までも中学1年生でやらせていたので、何度か練習すればできると思う。
続いて留め(45度)に切るわけだけれど、今度は長さも合わせなくてはならないので一回でうまく切る必要がある。
まあ、ベルトサンダーで仕上げることを考えて少し長めに切ればいいかもしれないが2回やり直すほどの余裕はない。



45度の切断を2回やってから、一番難しいのはこの部分でしょう。目的や課題は持たせやすいが、初めてののこぎり引きでやらせることのできる内容ではないかしら。


サンダーで仕上げた後、今回はSAKURAの水性自然塗料で塗装。先日サンプルを送ってもらった物だけれど扱いやすくていい塗料だった。



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