webカメラを実物投影機にするために |
学校でICT機器を使ってより分かりやすい授業をするために,まずは実物投影機の利用をスタートと考えている。
これだと,先生方の授業内容を変えないままに効果を上げることができるはず。
実物投影機とは
こんな感じのもの,左側は10年以上前に導入されたもの,右側は最新のもの。
古い時代のものはテレビに接続することが前提で,コンポジット出力のみ。右側のものはHDMI,VGA,コンポジットと考えられる限りの全てを搭載している。
進化をまとめてみると
光学系の高性能化(倍率やピント合わせの高速化,ズーム等)
接続や利用方法が簡単になったこと
等が挙げられるが,実物投影機本体だけでなくプロジェクタや液晶テレビが大画面&明るくなったために,部屋を暗くしなくても欲なり,以前のものについていたような照明(無影照明や透過照明装置)がいらなくなったことも大きい。
ただ,値段的にはまだまだ高い(それでも,10年前の半値にはなっている)
そこで,webカメラとPCを使って簡単に実現することはどうかと考えて,カメラの固定装置を製作した。
一つはマイクスタンドを使ったもの,もう一つは全てを木材でつくったもの。
まずは,マイクスタンドを利用するもの。マイクの代わりのするので,材木を削って成形する。
その先に大型の洗濯ばさみをホットボンド+ねじ留めで固定して完成。
もう一つは台座から木製。板材と同じ幅の溝を切って,洗濯ばさみを固定した板を木工ボンドで固定する。
底には穴を開けてネオジウムマグネットを取り付ける。
マグネットは100円ショップで購入,ホットボンドで埋め込む。
できあがった状態。黒板にも取り付けることができる。またスチール机の上に置くと台座が動かず使いやすい。
マイクスタンドと同じようにアームを作ってみた。バランスを取るためにペットボトルに水を入れてぶら下げる。
これらを実物投影機として使うためには,PCの画面をプロジェクター等で投影することが必要なのに加えて,webカメラの画像を画面に出すことが必要。
そのためのソフトは,以前鏡カメラというのを使っていましたが,今回CameraViewerというソフトを発見しました。
これが大変よくできています。カメラをいくつも切り替えられたり,全画面で表示できたりとかゆいところに手の届くソフトでお世話になっています。