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新ココナッツの模索(pic118)


自分の学校では、今年度の後期に2年生がエネルギー変換・情報の授業をすることになっているので,前期の内に新しいココナッツを作り上げなければならない。
日曜日の部活後にプロトタイプの製作をしてみた。

技準の整備も一段落して,以前と同じような環境で作業ができるようになってきた。
昔の材料を使って,筐体の加工をする。

今度の物はPET材をはさんで両面に基板と電池ボックスを付けることにしてみた。アクリル曲げ機も年代物だがしっかり動作する。


曲げた部分を足にして,内側に電池ボックスを抱える感じ。


今回の大きな変更は,照明用の超高輝度LEDを一つにすること。

ランプシェードもコンパクトにした。


首の部分はフレキシブルアームではなく,1.2mmの導線を構造材として使用してみた。



残りの7ポートは信号用LEDを6つと,以前も使っていた高輝度の白色LED。


本が読めるように,少し長めのアームとする。


全てを点灯させるとこんな感じ。

5V出力のUSB充電器や,スマホのバッテリー充電器などを使えば電池の消耗を気にせず使うことができるのは以前と同じ。
消費電流が大きいだけに、こんな使い方が増えるような気がする。
この試作品を見ていただいて,更に検討していきたい。


もう一つ大事なのは,エネルギー変換の授業で回路設計を行えるようにすること。


昨年も回路設計用の教材を作ったが,自分のココナッツの部品を使って実験すればよいので,ほぼブレッドボードのみの構成にする。
電池と電池ボックスも自前とする。


切り替えスイッチはブレッドボードに刺さらないので,ピンヘッダと専用基板で提供することにする。

照明用の超高輝度LEDも13Ωの抵抗を介して明るく点灯させることができる。(100mA程流れた)


前回からの大きな変更は,電源(電池ボックス)からの供給を直接ではなく,豆電球を直列につないで見たこと。
豆電球は抵抗が小さいので普段の回路実験では今まで通りに使えるが,ショート回路になると明るく点灯する。

今週末には地域の技術・家庭科の先生方と話し合う機会があるので持って行ってみていただこうと思う。





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