横切り盤の整備 |
一番使う頻度が高い横切り盤。学校が変わってから、ずっと気になっていながらやっていなかった部分に手を付けた。
それは、定盤の横に付いている木がすり減ってしまっていること。水平ではなくなっているので、溝を掘るときに垂直にならない。
取り外したところ。上だけでなく横もかなり削れていた。この部分は反りが出にくいラワン材を使うことにした。
手押し鉋盤と自動鉋盤を使って、古いものと同じ大きさにした。
穴の縦位置についてはテーブルからの高さを測り、横の位置は今まで付いていた木と現物あわせで位置決めした。
ドリルはボルトに合わせると鉄鋼用ドリルしかなかったので、センターポンチを打ってずれないようにした。
ボール盤で穴を開ける。
ボルトの頭に合わせて10mmのドリルで2段目の穴を開ける。中心は主軸が上がってきたときの逃げをベルトサンダーで作る。
新旧の部品を並べたところ。
取り付ける。穴の位置はずれることなく4つともボルトを締めることができた。
もう一つ気になっていたのはマイタゲージのガイドの木がなかったこと。いままでマイタゲージを使うことはなかったけれど、いっしょに作ることにした。
現物あわせで下穴を開けてからコーススレッドで留める。
2つあったので、一つはテーブル上にノコ刃を出したときにぎりぎりになるようにして、もう一つは右側を長くして角度を付けたときに使えるようにした。
懸案になっていたことを夏休み前にやることができてよかった。