電球の比較セット製作 |
エネルギー変換の授業において、電気エネルギーから光エネルギーに変換する素子は日常的に利用しているし比較もしやすいので扱うことは多い。
授業で話してみると、すでに白熱電球がよく分からないような生徒もいる感じだったので、並べて比較するセットを作った。
買ってきたのはこれだけの材料、スイッチ付きのテーブルタップで簡略化しようと考えた。
白熱電球は152円。100円ショップでは2つ入りで売っているけれど、まあちゃんとしたものにした。
電球型蛍光灯は410円、LED電球は1280円。自分じゃあ買わないようなブランド品にした。
口金はE17の細い方にしようか悩んだけれど、できるだけ家で使っている物に近い方が良いだろうとE26にした。
今回購入した3つの電球の仕様を整理してみると・・・
購入価格 | 明るさ | 消費電力 | 寿命 | 寸法(外形×全長) | 重さ | 備考 | |
白熱電球 | 152円 | 440lm | 38w | 2000時間 | 55×98 | 42g | 調光可 |
電球型蛍光灯 | 410円 | 435lm | 8w | 8000時間 | 53×102 | 65g | 調光不可 |
LED電球 | 1280円 | 485lm | 6.6w | 40000時間 | 60×114 | 120g | 調光不可 |
イニシャルコストとランニングコスト、その他を加味して考えると、場面に応じてどれを選択することになるのでしょう。
テーブルタップを分解して、ヒューズソケットを直列に入れる加工をした。
ヒューズソケットはカバーがないものだったので,奥に持って行って触りにくいようにした。
ヒューズを外すことで、電流計をつないで測定することができる。
白熱電球(左写真)とLED電球(右写真)を点灯させてみたところ。
明日の特別支援学級の授業でちょうど2年生2人が受講するので、残りの2つの配線(プラグと電線、ソケットと電線の接続)はとっておくことにした。
2人だけの授業なので、進度が速くてココナッツも先行ではんだづけし終わってしまっているのでちょうどいいや。