とある予算が通ったおかげで、60インチの大型テレビが学校にやってきた。
HDMI、VGA、アナログと豊富な端子を備えて、フルハイビジョンのテレビ。
現在は４ｋテレビにシフトが始まっているので、ニッチなこのテレビはお買い得らしい。

ただ、残念ながらスタンドがついていない。
授業で使うためには、ある程度の高さで固定しなければならないので、スタンドを作った。

まずは、背面の固定用ねじ穴に合わせて合板を切って取り付けてみる。

足は２×４材で組むことにする。強度が必要なので、四方胴付きの通しほぞで接合する。

とは言っても機械で加工できるので、それほど神経質にならなくてもくみ上げることはできそう。

足は相欠きで井桁に組んで、そこに柱を差し込む。ぎりぎりで作ったので、かなりハンマーを振るってたたき込むことになった。


足が組み上がったところ。

その柱に、背面取り付け用の合板を木工ボンドとコーススレッドで固定する。

真ん中のぬき板には、ビデオ用のテーブルを取り付けた。


多少２×４材が歪んでいたのでどうかと思ったが、テレビを取り付けたら荷重がかかって安定した。
スタンドは買えば７～８万円くらいするので、ずいぶん安く仕上がったと思う。（２×４材が１５００円分くらいかな）

久しぶりに耐久消費財をつくりり上げることができて良かった。