Lilacの基本サンプル(pic136) |
LiLaCは自由度を高くすることを大事にしているので、基盤と部品として提供しようとしているが、そうはいっても基本形がある方が良いかと考えた。
特に、最近では「技術による問題解決」の前に来る「既存の技術の理解」で、簡単に基礎技能を身につける方が良いと考えており、
LiLaCで一度自分の個人作品を作る
↓
それを通して身につけた知識・技能を生かしてグループで問題解決
(LiLaCをつかって)
と言う流れが良いかと考えている。
となると、基本的な動作を理解でき、しかも短時間でできるものが良いと思った。
サンプル用に頂いてあった基盤と部品をはんだづけして製作。
センサーは光センサーとスイッチ(ディテクタスイッチ)及びリードスイッチがわかりやすいと思う。センサーは抜き差しできるようピンヘッダをはんだ付け
木の板にネジ留め。アクチュエータはLEDで2mmの銅線とペットボトルキャップで形にする。
スイッチ部分は何かに当てても良いけれど、以前作った地震の時に自動で点灯するライトにした。
暗いときにスイッチの上に置いた置物が落ちると点灯する。
DIPスイッチを両方オフにすると、上下のセンサーが別に動作する。上側にCDS、下にスイッチを接続。
LED一つでもそこそこ明るく点灯する。
スイッチはリードスイッチもたいして高くないので、一緒に使うようにすれば戸が開いたときにライトが点くというパターンも使える。
木の板にネジ留めして、ディテクタスイッチは溝にホットボンドで固定してから木工ボンドで留めるので簡単。
電源は充電式電池やモバイルバッテリー(microUSB)、スマホの充電器なども使える。
これは壁掛けだけれど、床に置けばディスクライトのような形にすることができる。
この2つは現在の学校の生徒作品。
これを基本形としてなら、組み立てまで6時間~8時間と言うところでしょうか。