生徒用ロッカーの製作 |
生徒数が少ない学校に勤務しているわけだけれど、待望の転入生がやってくることになった。
たまたま一番生徒数の多い学年に入ることになり、ロッカーが足りないと言うことがわかり、作ることにした。
学有林から伐採した材木があるのでそれを利用することにする。
鞄が入るロッカーなので、幅が広いため木工ボンドで接着して幅を広げることにした。
かなり反りがあるのと、今の学校には手押し鉋盤が使えないので基準面を作ることができない。
あまりいい板材にはならないけれど、その中で形にしていくことに下。
いもはぎについでからかんなで材を仕上げる。
自動鉋盤と横切り盤はいいものが入っているのが救い。
背板は溝を入れて合板を差し込んだ。
棚も側板に溝を入れてから木工ボンドとコーススレッドで接合した。
かなり材が暴れてしまっているけれど、組み立てたらなんとか形になった。
天板はコーススレッドを打ちたくなかったけれど、反りを押さえる必要があったので面取りビットで座ぐりをしてから押し込んだ。
塗装は油性の透明塗料。
学級に設置したところ。他のものはフラッシュパネルでできているから白いけれど、今回作ったのは学有林の材を使ったところに良さがあることでしょう。
これで新しい生徒を気持ちよく迎えられます。