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プログラムできるLiLaCって?(pic139)

LiLaCを今年も授業で教材として利用しているのだけれど、使って頂いたり興味を持って頂いた方から、
「これでプログラムもできればどうなのか?」というお話しを頂くこともある。

さすがに 論理回路の選択だけではプログラムにならないし、かといってPICに書き込んだソースコードはC言語なのでちょこっと中学生にやらせてできるものではない。
そこで、ココナッツの基板を使って(あるいはLiLaCの後にココナッツを使ってプログラム学習をする流れのために)うまいこといかないかプロトタイプを作成した。
(余談だけれど、この日は大雨で臨時休校となったものの、学校を空けるわけにも行かないので久々にこんな時間が取れた)


下にあるのがLiLaC。上側が今回作成したプロトタイプ。
センサを接続する部分は同じように2系統にした。ボリュームはプログラムで計測するので固定抵抗に変更。
左側の出力部分も同じように2系統にした。


ココナッツは本来、2つのDA変換を使っているが、基本的には光センサと赤外線センサが入っている。
その2つのPIC入力端子から(紫と緑)センサ接続用の信号線を取り出す。
電源とアースは赤外線センサに入力するための配線から(赤と黒)取り出して、2つの系統に分けて接続。


とりあえずブレッドボードを使って、様々なセンサと抵抗の組み合わせを試してみる。
結果、10kΩが良いことが確認できた。(本当はボリュームを使った方が感度や分解能は上がるのだけれど)


裏側はこんな感じで、久々にやったら御粗末な状態だけれど、まあ仕方が無いか。


ココナッツと同様にプログラムできる。上側のセンサは変数xに、下側のセンサは変数yにAD変換した結果が常に入っている。
ちなみに光センサを使った場合、CDSと抵抗が並列の合成抵抗になるので、255から128の変化(並列でなければ255~0まで変化する)
まあ、使えるでしょう。マイクの基板も使うことができた。(無音が255 音入力で9という値が出ていた)


LiLaCにはない1~6(6はオルゴールが鳴る)のLEDもあるので、明るさ分岐のテストなら、こんな形でもできる。

さすがに、これを毎回つくるわけにはいかないけれど、流れに載せればこの方がわかりやすいかな。





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