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バイクの交換に関わって

先日オークションで購入したNX125を、富山に住む息子に渡すことにした。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、県をまたぐ移動は慎重にしなければならないので、長野の県境である安房峠
(といいつつ、向こうへちょっと越えた平湯温泉)で待ち合わせて、バイクを交換した。

左側は行きの奈川渡ダム、8時半くらい。右は帰りの安房峠頂上、夕方6時。
バイクの交換をするだけのはずが、一日仕事になってしまったのは・・・・・・・

平湯で待ち合わせて、バイクを交換する。昨年二輪の免許を取ってからずっと乗っていたのはスーパーカブ50なので
広場で練習する。まず、第一の予想外は、朝出かける前にガソリンスタンドで給油した後セルモーターが回らなくなったこと。
このバイクはキックスターターが省略されているので、押しがけをするしかなくなってしまった。そこからスタート。


二人乗りですこし様子を伝えてから、乗りこなす練習。
予想外その2はなんとここで、チェーンが切れてしまった。まあ、30年近くチェーン替えてないだろうから仕方ないが
逆に言えば一緒にいるときに切れて良かった。

さて、どうしようかと思案する。近くにガソリンスタンドがあったので、「チェーンカッターある?」と聞いてもワイヤーカッターを出されてしまうし。
「近くのバイク屋は?」とグーグル先生に聞いてみると、30km先のバイク屋を教えてくれた。
レッカーしかないと言われ、値段は25000円だとのこと。残念ながら任意保険はロードサービスオプションをつけていなかった。
そこで、もう一台残っているスーパーカブでバイク屋まで往復してチェーンを買ってくることにした。

最初に聞いたバイク屋とは違ったけれど、近かったバイク屋に飛び込む。これが結構しっかりしたお店だった。

これはいつ切れても仕方が無いねと言うことで、新しいチェーンをあつらえてもらう;。
自転車のチェーンのようなつもりで、チェーンカッターを買うのかなと思ったら、カシメの他にクリップでつなぐ方法があるからと
切れたチェーンに長さを合わせた上でそちらをもらう。
ちなみにチェーンは以前のものよりさらにがっちりしたヤマハセロー用で14000円。まあ、必要なものだから仕方が無い。
(帰ってきてから値段を調べてみたけれど、安いものもあるけれどこれはかなり高級品だった。)

車軸の位置を調整するのと、クリップを押し込むのに必要になるだろうということで
ホームセンターにて300mmのモンキーレンチとプライヤーを購入して、再び合流。往復で3時間かかった。

聞いていたとおり、クリップをはめ込むのはかなり難儀をした。これも聞いたとおり両側にゴムのOリングをつけると
まずはめ込めないだろうからと片側だけにしたけれどそれでも入っていかない。
平湯温泉の駐車場で1時間くらい格闘してなんとかはめ込む、それでも不安ばかりの状態。
ちなみに新品だから伸びていないので短くなるだろうと思ったホイールベースは逆に一杯まで後に引くことになった。

結局、息子には先ほどのバイク屋に行って整備してもらうように高山市回りで帰ってもらうことにする。
この時点で午後4時半くらい。

自分は何かあったときに対応出来るように少し時間を潰す。
いつも入る「ひらゆの森」温泉に入る。(当初から計画していたが)3ヶ月ぶりの温泉。
(当初一緒にはいる計画だったが、息子にはバイク屋に行っている裏で入ってもらうことにした)
気持ちよく入って、オイルで汚れた手もきれいになった。
結局ちょうどお風呂から上がった5時半頃にバイク屋へ到着したことが分かったので帰路につく。
5時半に出て、安房峠旧道(行きもそうだが有料トンネルは自動車専用なので125cc以下は通れない)を回って
家に着いたのは夜8時前。スーパーカブの優秀さに驚きながら走ってきた。ちなみに高山市で給油してから2.1リットル
280円で帰ってきた。
ちなみに、チェーンはバイク屋でしっかり取り付けてもらって、セルも回るように直してもらったとのこと。
お金も取らずにやって頂いたとこと。ありがたい。


翌日の日曜日朝にオイルを交換する。

ドレンボルトの前にガードがついている。いちいち芸が細かい。60年の間に進化してきたことでしょう。
オイルは、まあ、そこそこ汚れていた。

カストロール10w-30。規定量は0.8リットル。
フィラーキャップについているオイルレベルゲージが、検便の採取器みたい。

自転車を除けば、一番エコな乗り物なのでしばらく家の近場での行動に利用したいと思います。





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