チャイム制御器のバックアップ電源 |
学校はほぼチャイムで動いていると言っても過言では無いのだけれど、どの学校も制御器は古くなってきている。
自分の学校はこんなタイプなのだけれど、停電の度に全てのプログラムがとんでしまって、管理に苦労していた。
以前,業者にお願いしたこともあったようだが、古すぎてもう修理等は無理とダメ出しされてしまったとのこと。
以前いた同じ市の学校でも古いもので苦労した覚えがあるけれど、この学校のものはプログラムを
マークシートやデータとしてとっておくことはできずに、直接プログラムする方法しかないものだった。
ちなみにこの学校は、途中で市に合併したために、入れた当時は村教委の管理下だった。
そんなわけで、バックアップ電源が無いわけないだろうと思ったら、ニッカド電池が入っていることが分かった。
4.8Vなので、今時のニッケル水素電池4本で置き換えることにした。
単3のエネループを使っても、同じ仕様以上(4.8V 1800mA)にできる。
つなげたまま取り外して、バックアップ電池を外す。単2タイプくらいが4つ入っている大きさだった。
現状で1.269V、これじゃあ停電したらバックアップすることは無理でしょうね。
最初は4本用の電池ボックスを買ってきたが、厚みが以前のものより大きくなってしまうので、手持ちの3個用を2つつなぐことにした。
電池ボックスの端子にはんだ付けしようとすると、だいたいプラスチックが溶けてしまうので、内部のジャンパー線につないで
4個直列状態を作ることにした。買ったばかりのエネループは充電されているので、解放時には5.327Vだった。
コネクタは以前のものをそのまま使ったので、問題なく、セットも同じ位置で収めることができた。
さすがに、元電源を落とすのはやめておいたので、テストはできていないけれど、今度の停電を楽しみにしてみよう。